15年間苦しんだアトピー性皮膚炎。1年で改善
2016.01.21
お客さまに書いていただいた「ひとことカード」をご紹介します。
●10代男性【アトピー性皮膚炎】
次男は生後3ヶ月位で、両こめかみが赤くカサカサし始め、アトピー性皮膚炎と診断されました。
皮膚科で処方された薬を服用し、軟膏を塗るとたちまち症状は良くなるのですが、飲まないでいると元の木阿弥(もくあみ)。
薬の即効性にむしろ不安を感じ、成長して体力がつけばアレルギー自体が良くなるのでは?
と根拠のない期待をもち、いよいよ症状がひどくなってから服用させるなど、自己流の管理をしていました。
思春期をむかえた頃は、クラブで汗をかくことも多くなり、本人は辛かったと思います。
洋式のトイレの便器には掻いたあとの血が付くこともありました。運動着の首回りは、いつも掻いているので黒く着色し、漂白してもとれませんでした。寝ている時も首や臀部(でんぶ)を掻いているという有様でした。
大森薬苑のお薬をいただくようになったのは、一昨年の12月です。
軟膏をつけると首や肩の皮ふが「何となく違ってきた」と最初の一週間ごろに感じました。
その「感じ」と大森先生のご指導内容を信じ、すがるような祈るような気持ちで服用を続けました。
皮膚科でいただいた薬のように、劇的に良くなる訳ではありません。
でも、毎日次男の皮ふに塗り続けていると、「ちょっとちがってきたかも・・」真っ赤だった皮ふの端が茶色っぽくなってきたかも・・。
と変化を実感するのです。また、一ヶ月位のサイクルで皮ふがカサカサとうろこのようにはがれ、新しい皮ふが再生する様子もわかるようになりました。次男も手ごたえを感じ、毎日臀部に軟膏を塗らせ、朝夕の服用を続けてきました。
今では、首・肩・肘はすっかりきれいになり、かゆがることはありません。
白いTシャツの首回りも黒ずむことはありません。「クラブで汗をかいても痒くなかった。幸せだったぁ。」と聞いた時は、今までの辛さをしみじみと感じました。
次男も外から見える症状だけでなく、体の中から良くなっているという実感をもっているようです。
一年程 服用を続けさせて私が感じたのは、一度にストレートに症状が良くならないことに不安にならずに、とにかく‘続ける’のが大切だということです。
昨日はよかったのに今日はまた皮ふがカサカサしているということはあっても、全く元のひどい状態ではなく、皮ふのレベルは確実に良くなっています。
薄紙をはぐように、少しづつ少しづづ良くなっていくことを日々感じ、「この治りは本物だ」という強い信頼は、皮膚科のお薬に抱くことはありませんでした。
だからこそ、少しくらい状態が悪いときがあっても、不安に思うことはありませんでした。
痒みのストレスは非常に大きいものだと聞きます。
たまに私自身が、虫さされなどで痒い時、「次男はこの痒みが全身に及んでいるのだなぁ」と悲しく、行き場のない思いがしたものでした。親ならば誰でも治してやりたい、代わってやりたいという気持ちはあっても、残念なことに思いやりや熱意だけでは良くなりません。
良いお薬との出会い、またせっかく良いお薬であっても、それを丁寧に説明してくださる誠実な先生との触れあいがないと納得してお薬を続けることはできません。薬についてや変わっていく症状について、その都度わかりやすく説明してくださることも、服用を‘続けていく’エネルギ-になりました。
今思い返すと、掻きむしった血が下着に付いていた状態が信じられないほどです。15年近く苦しんでいた症状が、1年程でみちがえるように改善し、結局、漢方が一番の近道だったなぁと思っています。滑らかになった皮ふに軟膏を塗るのが楽しみになり、ありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。何かあったら‘大森薬苑だのみ’ということで、周囲の知人にも自信をもって紹介したいです。
【ペンネーム:Sちゃん】
大森薬苑より
私達がどんなに良い漢方薬やサプリメントを提案しても、お子さんの病気は、お母さんの努力なしには良い結果は得られません。
ママの鏡のようなSちゃんさん。きっと、息子さんはお母さんに感謝していることでしょう。